めった刺しにされてきた

鍼で。

 

元来生きてるだけで肩凝るタイプの人間なので、マッサージにちょいちょい行ったりしてたが、まあ効かない。きもちいいにはきもちいいけど改善はしない。てことで意を決して鍼に通うようになった。

 

そもそも鍼がどういうメカニズムなのかとかはあんまりわかってない。たぶん筋繊維とかに意図的に傷をつけて、修復を促す中で不調も改善しちゃおうぜ的なかんじなんだと思っている。

 

鍼ってどんなかんじ?と聞かれたりするけど、これまたなんて説明したらいいかむずかしい。痛い?と聞かれたら「注射的な痛さはないけど痛いには痛い」っていう何とも歯がゆい答えになると思う。実際わたしは注射大嫌いマンだけど、鍼が刺さることに関しては痛さはほぼ感じない。たまに打ちどころミスったようなときは注射的な痛さを感じるけど。

 

鍼の痛さは刺されてからである。刺した鍼をコリ?ツボ?にグリグリと押し当てたりされる。そのときに鈍い痛みがある。ズーンってかんじ。耐えられないものではないけど、しばらくその感覚が残るので、鍼をすぐ抜いたかしばらく刺したまま放置してるのかわからなかったりする。

 

鍼は打つ人によっていろんなスタンスのところがあるらしい。数本差して電気流して、みたいなところもあれば、前半鍼で後半マッサージ、みたいなところもあるようだ。わたしが通ってるところ、横浜の桜木町にある快鍼堂というところなんだけど、ここは約1時間ひたすら刺すってかんじで、指圧とかは一切なし。途中鍼を10本くらい刺したまま放置する時間はあるけど、あくまで鍼以外での治療は行わないというストイックなかんじである。もちろん患者さんや症状によって異なる場合もあるんだろうけど、あくまでわたしの場合はそんなかんじである。

 

 

マッサージに一切効き目を感じられないわたしだが、鍼は確実に効果を感じている。ズーンっていう感覚が半日程度は体に残っている。

 

一時期は月1ペースで通っていたが、自宅勤務になって仕事帰りに寄ることができなくなったのと、ウェイトトレーニングを始めてから以前より肩こりの辛さを感じなくなったのとで、今は季節に1回~半年に1回程度しか通っていないが、それでも全幅の信頼を置いている。ロングドライブで背中や腰が凝り固まったときや、偏頭痛が頻発するときなどはいつもお世話になっている。

 

もちろん鍼が万能ではないと思うし、知人の親族で鍼の打ちどころが悪く後遺症が残った話やソフトバンクホークス松本投手の事故の話を耳にすると通いすぎるのも怖いな…とは思う。必要なタイミングで必要な回数だけ通うように心がけている。

 

とまあそういうわけで鍼打たれてきたので、この1週間毎日のように寝起きで襲われてた偏頭痛が収まったらいいなあというきもちです。

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